昨日、瑞浪市で行われた地歌舞伎保存会の公演に
行ってきました。
場所は「ゴルフ場にある古い芝居小屋」と紹介しましたが、
どういうことかというと・・・・


こういうことです。
左に見えるのが相生座の建物、右手はゴルフコース。
本当にコースの中に芝居小屋があるんですよ。
たまにゴルフボールが建物に当たるので、小屋の周りは
ネットが張ってあります。



昨年は２階から見物しましたが、今年は一階席に陣取りました。
１階からでも舞台はよく見えますね。
２階よりも涼しいので、この場所もなかなか良いです。

お客さんは子供さんからお年よりまで様々。
現地で売られている五平餅や助六寿司を広げたり、買い物
カゴいっぱいに飲物や食べ物を持ち込んで、ワイワイと食べ
ながら幕間を過ごします。
舞台装置を入れ替えるのも手作業なので、けっこう幕間が
長いのです。

子供の和太鼓、浄瑠璃の演奏と続き、いよいよ子供歌舞伎
の公演です。



小学校２年生から高校生まで、一生懸命お稽古した熱演に
大喝采。おひねりがじゃんじゃん飛びます。
けっこう長いお芝居で、じっと座っている役などはお子さん
にはかなり難しいのではと思いますが、みんな本当に上手に
演じていました。


次は保存会の大人の方たちの公演。
演目は「忠臣蔵」だったのですが、場面転換で回り舞台が
使われていました。
これ、人力で動いているんですよ。
舞台の床下で、人が押して床を動かしています。
連続写真でどうぞ(笑)

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じゃ～ん！
あっという間に松の廊下が出現。
すごいですね～。


最後の演目も、忠臣蔵の中の一幕。

カッコイイ若侍と腰元の道行きに、滑稽なキャラクターの
お侍が横恋慕する、お笑いタップリの演目で、すごく
おかしくて盛り上がりました。

午後５時から始まって、お芝居が全部終わると午後９時。
ひんやりした風が心地良かったです。
浴衣や和服で見物の方もチラホラいて、いいなぁと思い
ました。
でも、私はいつも一人で見物なので、浴衣で来るほどの
勇気が無い～。。。
去年も書いたけど、来年こそどなたかご一緒しませんか？
八月の最終土曜日です。ぜひぜひ。