2008年05月25日

ゆるりん茶、完成

お茶好きが高じて、ついに自家製のお茶を作ってしまいました。
計画の発端は2年前。
お茶の樹の苗を入手したことから始まりました。

2年前のお茶の樹←クリック


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その小さかった苗も、ここまで大きくなりました!
地植えならもっと大きくなるんでしょうけど、鉢植えなので、まあ
この程度なら順調ではないかと思います。


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ちょっと新芽が成長しすぎちゃっているのですが、一芯二葉(3枚目の
葉まで摘むこと)を摘んで、取れたのは小さなザルに一杯。
これで飲めるだけの茶葉になるのかどうか?


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摘んだ葉は、本当は洗わないようなのですが、鳥の落し物らしき
ものが付着している葉もあったので、一応洗いました(笑)
洗った後、蒸し器で30秒ほど蒸します。途中でかき混ぜます。
ここの蒸し具合が味を左右するらしい。。。
蒸しすぎると葉が茶色くなっちゃうし、加減が分からないので
青い感じのところで止めておきました。

蒸して、1度冷ましたものを、極弱火のフライパンの上で
保温しつつ揉んでいきます。
葉は少し、しなっとしています。


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本来は、ムシロの上とか、和紙の上で転がすように揉む
らしいのですが、そんな設備もそれほどの量もないので、手で
挟んでコロコロコロ・・・・・。
水分が染み出してきます。


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揉んでほぐしてを繰り返すと、だんだん葉が乾燥して染み出る
水分がなくなってきます。
全体のかさも減って、お茶のような感じになってきました。
が、お茶屋さんの前を通った時のような香ばしい香りはありません。
嗅ぐと、青海苔みたいな香り・・・?(汗)

かなり水分が無くなってカサカサになったら、ざるに広げて
日陰で乾燥させます。
これで、「ゆるりん茶」の完成!
売られているお茶より、葉っぱの原型のままの感じです。
日本茶というより、烏龍茶の葉みたい(^^;)
乾燥したら、少~~しお茶の香りがするようになりました。


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夜になって、いよいよ2年越しで完成したお茶の試飲。
試飲と言っても、一回分しかお茶が出来なかったので、今年の
新茶はこれ一回きりです。

色は・・・。綺麗な緑で、新茶っていう色が出ました。
香りは・・・。な~んか青々した香り。葉っぱという感じです。
肝心の味・・・。ん?なんかお茶っぽいぞ!

2煎目は、味をもっと出そうと思って、低め温度の湯で
長い時間蒸らしました。
今度は旨味が出ていて良い感じ!
でも、香りはあまり香ばしくありません。
最初の蒸し加減が弱かったのかも。青臭さが残ってしまった
のかもしれませんね。

新茶はこれで終わりですが、また芽が伸びれば2番3番茶と
またお茶を作るチャンスがあります。
今度はもっと香ばしいのを目指します~!




at 22:26│Comments(4)TrackBack(0)お茶 

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この記事へのコメント

1. Posted by ミュート   2008年05月27日 10:24
おぉ~、ついに自家製茶の完成ですか!
ゆるりんさんの「お茶」への熱い思いが、とうとうかたちになった瞬間ですね~♪
1番茶は初めてながらもおいしいお茶になったようですから、2番茶・3番茶も益々楽しみですね。 自家製ほうじ茶なんかも抜群の香りになるんだろうなぁ~。。。
「ゆるりん茶・レポート」、新しい楽しみが増えました(笑)
2. Posted by ゆるりん   2008年05月27日 22:25
{メモ}ミュートさん
えへへ。ついに自家製です。
このへんでは農家の庭木にお茶が植えてあって、自家製茶を
作るお宅もあるんですけど、私にとっては自家製のお茶と
いうのは珍しいものでした。
2番茶3番茶はどうなるんでしょうねぇ~。私も楽しみです。
3. Posted by 天白K松   2008年05月28日 01:26
写真で見る限り、葉っぱ3,40枚で1杯分のお茶が楽しめるのでしょうか?色は余り出ていない感じですが本当は葉っぱがもっと必要だったとか・・・それとも時期が遅かった・・・。以前に番茶も煎茶も葉っぱは同じもので茶葉の作る工程の違いだと聞いたことがあります。ゆるりん茶はどの種類でしょうか?2番3番茶の感想期待します。
4. Posted by ゆるりん   2008年05月28日 23:45
{メモ}天白K松さん
画像のは一煎めのおちゃなんですが、2煎めはもっと
いい緑色が出たんですよ~♪
葉の成長度がちょっと進んでたのと、蒸しが足らなかった
のが香りの薄い原因のようです。
そう、お茶はどのお茶も同じ樹からできるので、作り方に
よってはこのお茶の木で日本茶も紅茶も烏龍茶もできるんです。
でも、烏龍茶と紅茶は、時間がとてもかかるし、発酵
させるには気候も関係するので、難しそうです。
私が今回作ったのは日本茶の煎茶の作り方でした~。

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