2011年06月26日

知事杯

今日は県知事杯という、県内の選手が多数
参加する大会に行ってきました。

年々規模が大きくなっており、今年は200人
以上の参加者があって、夕方までに試合を
終えるために4ツ矢一回のみの試合となりました。
4本しか引けません。
予選を勝ち抜き、決勝に進めばもっと引ける
けど・・・。

時期的に毎年蒸し暑く、小雨とか突然の
夕立という過酷な天候の日が多いのですが、
今日は暑いけど雨は降らずに風もあった
ので、まだマシなほうでした。
でも、引いてる間に滝汗にはなります(@@;)


試合結果・・・・
××○○

4射2中・予選落ち


最初の××は、2本揃って3時でした。
的の前15センチ。
今、そこへ一番よく矢が集まってしまいます。
この15センチを的の方へ寄せることが
できません。どれだけ推してもダメ。
肩線がそっちに向いちゃってるのかなと
思って、2本目は修正したつもりだった
けど、全く同じ矢所(--;)

3本目に、手の内をちょっと深めに作って
前へ出ないように引きました。
矢所は二の黒10時に的中。
4本目も同じように。かなり会で粘って
みたのですが、勢い出過ぎたのかギリ
ギリ12時に的中。
飛びすぎて外すところだった・・・。

肩線のズレはここ最近、自分で注意して
直していたので、本当は肩線のズレを
修正して中てたかったけど、まだ無理
っぽかったので、苦肉の策で手の内を
細工して、なんとか2中でした。

思ったより緊張はしたのですが、体の
あちこちに心を向ける余裕はあったし、
「あ~、ダメだ」と思って離したのは1本
も無かったので、まあ、練習でやっている
ことを出し尽くして引けた上での結果なの
で、妥当な結果ということだと思います。

昨年のこの大会で私の射を見てくれて
いた知人は、私の射が前とはすごく
変わったと言っていました。
0秒だった会が5~7秒はあるように
なったので、もちろんその点が一番
驚かれた点なんですけど(苦笑)
体の使い方全体が随分変わったと
も言われました。
確かに、根本から治したので、前と
は大分違うと思います。

中った2本は、伸び合いがすごくあったと
言ってくれました。
引き分け~会の段階で「これは中る」と、
見ていても分かったらしいです。
前の2本も、伸びられるように納まって
いれば中ったのにと。

収まりが悪く、伸びられなかったように
見えたそうです。
肩のねじれのせいで3重十文字が
崩れていたかもしれないです。
それじゃあ伸びも何も出来ないですね。

この「伸び」の有無が、私自身は全然
感知できないので、ちょっと困っています。
「伸び合い」は良射には不可欠なので
伸び合いたいのですが、どうやったら
いいのか分からない。。。

思いっきり伸びあったつもりが、見て
いる人からは「会で止まってたよ」と
言われちゃうし、ガンガンに伸びあいを
意識したわけでもないのに「今のは
よく伸びてた」と言われたり。

「伸びる感」を感知できる人が多い
みたいなのですが、なんで私は感知
出来ないのかなぁ~。

弓道教本の表現から察するに、「おお!
ぐんぐん伸びてる!無限の伸び合いだ!」と
いうようなすごく大きな感覚のように想像
しているのですが、もしかしたら糸のように
微妙で繊細な感覚なのかな?
もう少し自分のセンサーの閾値を落として
探ってみたほうがいいのかもしれないです。

昨年の知事杯では「次回は会が長いねと
言われたい」と目標を書いていましたので、
一応の目標は達成できました。







drecom_yururi_n at 22:09│Comments(8)TrackBack(0)弓道 

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この記事へのコメント

1. Posted by taffy   2011年06月27日 06:06
試合おつかれさまでした。
うちの道場でしたら、予選通過しなくても試合で羽分けしたら上等!と褒められますヨ。
目標達成もおめでとうございます♪
私はせっかちなのか指摘された癖をすぐにでも直そうとやっきになるのですが、
気をつけて気をつけてそれでも何年もかかるものだから慌てちゃだめだよーと先生に笑われます。
1年で目標まで上達したのなら上等!なんだと思います。
伸びあい、結局会までにどううまく骨格にはまるように持って来るかにかかっているような気がします。
どの部分も「そこ」にきてから頑張ってもだめなようで。
自分で無理無理持ってくる会より、先生に正しく持ってきてもらった会の時は、息を下におろすのが苦しくないので、横に伸びるのも苦しくないというか。
三味線離れを直していたはずが、只今取りかけから直し中な私です。
どこまで戻ればいいのやらです。泣
2. Posted by ゆるりん   2011年06月27日 20:27
taffyさん
こちらの道場でも、羽分けならまあ良いんじゃない、とは
言ってもらえました(^‐^)
癖を治すのには本当に根気が要りますね。
私の場合、早気を治すのに結局は執弓の姿勢から
直しました。
八節を巻き戻して直していき、結局、入場する前の段階
まで直す羽目になりました。で、2年もかかっちゃいました(笑)
引き分けの弦道は、まだ「これ!」といったしっくり
くるのが見つかっていません。
「はまっている・はまっていない」「伸びている・伸びていない」
のいずれも今の私には感知できない感覚のようです。
こういうのって、出来るようになると急に分かる
ようになるように思うので、練習を頑張っていれば
きっとその時が来ると思って練習がんばってます。
弓友の1人が、やはり三味線離れで悩んでいて、数年
かかったけど直りました。
taffyさんも頑張って直してくださいね。
3. Posted by Hymu   2011年06月28日 08:33
お疲れ様でした。
来年の国体に向け益々盛大になっていますね。
会での充実。
日々の練習の成果ですね。
益々、岐阜の大会で弓が引きたくなってきました。
でも、暫くは無理。
これも試練かな。
地元の弓の話題また待ってます。
4. Posted by ゆるりん   2011年06月28日 20:02
Hymuさん
昨年あたりから、どの試合も国体仕様の進行に
なっていて、参加選手も増えて、役員さんたちの
仕事も、すごくてきぱきと無駄なく行うように
なってきました。
Hymuさんがまた岐阜で弓を引かれる頃には、岐阜県
全体がレベルアップしているのではないかと思います。
私もつられてレベルアップできたらいいのですが・・・。


5. Posted by ゆき   2011年06月29日 09:16
ゆるりんさん、こんにちは^^

ゆるりんさんの射の文章には
私も自分を顧みる刺激を戴いています。

羽分け、立派じゃないですか!
試合ってどうしても中て気がむくむくと出て来てしまって「正しい射」が揺らいでしまう事も多々あって(笑)

だからゆるりんさんが今回、縦横に伸び会って他の人から見て良い射で二本中ったというのは本当に稽古の成果ですよね^^v

これから暑い日の稽古、大変ですがお互い励みましょう~~
6. Posted by ゆるりん   2011年06月29日 21:10
ゆきさん
試合で引いた感覚が自分の中で新鮮なうちに書いて
おくと、後で何かの参考になるかもしれないと思って、
こまごまと書いてます。
私の場合、1本目2本目の「まだ納まってないのに
伸びようとする」というのが中て気なのだと思います。
納まる感じと伸びる感じを感じられるようにならないと、
納まってから伸びるということが出来ないので、当分
それを探ってみようと思います。
こちらの道場は夕方でも室温36度くらいなので、
本当に暑いです。
熱中症に気をつけて、お互い頑張りましょう!
7. Posted by みぃ   2011年06月30日 10:26
灼熱の知事杯お疲れ様でした!
人の数がもの凄まじかったですね。
この調子だと、来年は250人超えちゃうかもしれないですね。。。

伸び合い、というものについてですが・・・。
目に見えて伸びているのが見えることがよしとする人もいれば、弓の戻ろうとする力に大して自分の押す力が拮抗していればよしとする人もいる。
感じ方は人それぞれですよね。
ただ、どちらも共通して言えるのは、力を途切れさせてはいけないということなんじゃないか、と思います。

中々難しいんですけどね、力を途切れさせずに離れること。
収まりを求めるようになると、会に付いた時点でそっちに意識が行ってしまって止まっちゃいますから。
(私が一時期陥っていました)

かなり暑い日が続きますが、体調に気をつけてお互い頑張りましょう!
8. Posted by ゆるりん   2011年06月30日 22:14
みぃさん
知事杯お疲れ様でした。
このままだと、知事杯は数年後にはとんでもない
人数の大会になりそうですね。
そのうち一手しか引けなくなっちゃったりして・・・。

伸び合いというものを自分で全然実感できないので、
止まっているのか伸びているのかの判断も自分では
つきません。。。
納まるというのも「カチッ」とハマるのとは違うのですね。
ハマる位置があるのではないかと思っていました。
会まで来て、カチッと納まったら伸びよう、ではなく、
区切り無く連続して力を伝え続けることですね。
練習で意識してみます。
熱中症に夏ばて、食中毒・・・。暑さもここまで
くると災害に近いですね。
暑さに負けず頑張りましょう!

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