2009年11月08日

奉納金

今日は、お祭り弓のシーズンを締めくくる、この地方では
最後のお祭り弓会でした。
お隣の、そのまた隣の市の、古い神社の秋の例大祭です。

img_16680001.jpg
ここの矢場は、普通の弓道場ではありえない「池越え」です。
カメラの位置のもう少し右から、奥の方に向かって弓を引きます。
奥の、屋根があるところに的がかかっています。
小さくて見えませんね。
よっぽどでなければこの池に矢が墜落するなんてことはありえ
ませんが、なんとなーく気になります(笑)
池に紅葉で、景色としては大変良いですね。

とても古い神社のようで、村歌舞伎を演じる屋外の舞台とか、
祭りで花馬を駆けさせる馬場のスペースが今も残っています。
村歌舞伎は、今は祭りの時ではなく保存会の発表会の時に
町の体育館で演じられます。
花馬は、今は馬がいないので行われなくなったそうです。

img_16700002.jpg
ここのお祭りの金的は「奉納金」で、落とす(中てる)と矢場の建物に
「金的中」と、自分の名が書かれた看板を揚げる事ができます。
何十年も前のものから、最近のものまで、建物の中は看板で
いっぱいです。




~本日の結果~
礼射・・・××
板割り・・・××
団体戦・・・1回目×○×○
       2回目××○○
三番・・・××
金的・・・×○キラキラ 
点数的・・・何点だったっけ??



「板割り」っていうのは、10センチ四方くらいの四角い
板を的にするものです。
中って割れた板はもらえます。
・・・・中らなかったけど(^^;)

お祭りには珍しく団体戦もあって、3人一組で競いましたが、
組んだ方が上手な方だったので、優勝できました(^-^)

img_16800001.jpg
img_16810002.jpg
そして~~。。。。
私が金的落としました~音符
裏に「鬼」の文字が入っています。
弓矢で邪気を払う、鬼を払うという意味があるからだそうです。
看板の揚げられる奉納金は初めてです。嬉しいなぁ(^0^)
来年、このお祭りに看板を持ってきます。
あのたくさんの看板の中に、私の看板も揚げてもらえます。

今年のお祭り弓の最後を、嬉しい形で締めくくれて本当に
よかったです。




at 20:51│Comments(5)TrackBack(0)弓道 

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この記事へのコメント

1. Posted by なお   2009年11月09日 22:54
いや~ゆるりんさんの勝負強さと言うか
いざと言う時の集中力と言うか、
すばらしいですね!!
ん?勝負運が強いと言うべきか!?
名前が載せてもらえるなんて、凄いです。
先日、花フェスタで聞いたジャズサックス奏者は
「粥川なつき」さんと言う方でした。(*^^)v
2. Posted by らた   2009年11月09日 22:57
ここの神社の「金的中」は、一年に一枚ずつ増えていくんですね。
金的中・・なんだかお金持ちになれそうですね。(笑)
ゆるりんさんの「金的中」の看板の写真をいつか見せてくださいね~
3. Posted by ゆるりん   2009年11月10日 13:26
{メモ}なおさん
運がいいだけなんだと思いますが、周りもびっくりして
いましたよ~。私自身が一番びっくりしたけど(笑)
金的の時は「狙い澄まして」「特に注意深く」という感じでは
引いていないんですよ。あんな小さいもの狙って中る
わけないと思っているので(爆)どちらかというと的のない
状態で練習している気分で、視覚的には金的には狙いを
定めていません。(←本当はいけませんよ・笑)
狙って中てたら、本当に名人なんでしょうね。
粥川なつきさん、どこかで聞いたことありますよ~。
岐阜出身のようですね。ラジオで聞いたのかな?
サックスの音って、秋に合う気がしますね♪
{メモ}らたさん
金的中の額は、お祭りのたびに一枚増えます。
上の写真に写っているだけで20年分くらいありそうですね。
他の壁面にも同じくらいびっしり掛かっています。
全部で何十年???
金的運は良いんですけど、金運も良くなるともっといいん
だけどなぁ~(笑)
4. Posted by 天白K松   2009年11月11日 07:47
ゆるりんさんの本番気質、ここまできたら奇跡を通り越して、伝説並みですよね。ある種の超能力を持っているに違いない!!
ところで、ひとつ疑問なのですが、金的に当てて壊れないものなのですか?「鬼」の文字が壊れないで残っているのも、厄払い失敗と感じるのは私だけでしょうか?
いずれにしても、金的的中で、ムカデが退散してくれることを祈ります。
5. Posted by ゆるりん   2009年11月11日 18:47
{メモ}天白K松さん
なぜか金的に好かれているみたいです。
お金にも好かれたいです(笑)
金的は、始める前の口上で「射抜きの事」と主催者が
宣言すれば、そのとおり穴が開くように射抜かないと
落としたことになりません。(金的は中てるのでなく落とすと言います)
「射抜きの事」と言わなければ、矢がかすってコロリと的が
転がっても、落としたことになります。
今回は「射抜きの事」だったので、画像で見るとちょうど
反射して光っている部分に射抜いた穴があります。
その穴は、的をもらうときの儀式で破れ目を指でならして
塞ぐきまりがあるので、穴がないように見えますが・・・。
「鬼」の字の、左下の払ってある先っちょに穴が開いています。
不思議なことに、金的はなかなか真ん中に中たらないんですよ。
何十個も持っている人も、真ん中のはいくつもないと
言っていました。

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