2010年01月19日

着物のお直し

先日、市の初射会に和服で参加してきました。
弓道用の着物は、以前にネットで激安の化繊の着物を購入した
書きましたが、せっかくお正月なので、もう少し華やかな着物でも
いいかなと思いました。

母の着物を2枚持ってはいるのですが、体型が違うので裄が足らず、
手首丸出しのツンツルテンになってしまいます。
自分では縫い直すなんてできないし、このまま着るしかないかなぁ
でも、裄が足らないのは目立つかなぁと思っていたところ、幸運にも
ネット仲間のチーママ。さんが和裁のお仕事をしているのを思い出しました。
仕立て・お直しを、メールで依頼し、宅配便・ゆうパックで着物の
受け渡しができる、和裁の通販です。


「讃岐きもの処 桃色の月うさぎ」


早速、メールでチーママ。さんに着物の写真を送り、直せそうか
尋ねました。どうやら直せそうとのことで、色無地の着物はクロ
ネコさんに運ばれて一路四国へ。

img_18190001.jpg
年末に、お願いした着物が帰ってきました。
着物を包む「たとう紙」も、もう古くてぼろぼろだったので、
月うさぎオリジナルの可愛らしいたとう紙も購入しました。
着物の向こうに写っている、クリーム色と白色の紙がそうです。
犬猫の柄で、こんなかわいいたとう紙、なかなかありませんね。

オレンジ色の色無地は、裄の丈もバッチリ直りました。
もとの縫い目の折り目が取りきれず、少し残ってしまったと
チーママ。さんは言っていましたが、素人目にはまったく分かりません。
40年も前に仕立てた時の折り目ですから、取れなくても
仕方ないですね。
外に出ていた部分と、裏地の下に隠れていた部分の布地が、長年
の間に色あせたりして境目が分かるかと思っていたのですが、
そんなこと全くなくて、こうして直して着られるとは、和服って
すごいですね。

この着物には、合わせて作ったはずの襦袢が無いので、襦袢は
市販の2部式襦袢の上だけを着ることにしました。
袖が今の標準よりも5センチ長いので、袖だけ付け替えることに
しました。
袖だけなら自分で縫えばいいやなんて気軽に作り始めましたが、
袖だけでも私にとっては結構大変でした・・・(^^;)
やはり、プロの仕事はすごいですね。

射会の当日は朝がめちゃくちゃ寒かったのですが、正絹の着物の
せいか、それほど寒さを感じませんでした。
袖口や袂から入る風は冷たいですが、胴体部分は綿の弓道着や
ポリの着物よりも、やはり絹は温かかったです。

30年も箪笥の肥やしになっていた着物も活用できて、気分良く
弓も引け、本当によかったです。
射会の結果は・・・・聞かないでください(爆)





at 23:38│Comments(0)TrackBack(0)弓道 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

ゆるりん

最新コメント
QRコード
QRコード
月別アーカイブ