2014年09月17日

秋~~♪

2014091512290000
ツバメの大群。
秋、稲刈りごろになると、少し標高のある
地域にツバメが数十羽の群れで集まります。
南へ渡る前に、大集合しているみたいです。

雨ばっかりのジメジメの夏も終わり、最近
やっと爽やかな天気になってきました。
弓を引くにも一番気持ちのいい季節です。
そんな秋の行楽日和の中、試合に参加して
きました。

四つ矢3回、団体戦兼個人戦の試合です。
ここの道場とは相性がいいのか、過去にも
何度か入賞させてもらっているので、今回も
どうかな~~~?と臨みました。
涼しくなって、竹弓がヘタリにくい気候になった
ので、2張ある竹弓の、若い弓の方を試合
デビューさせることにしました。

夏用に使ってた枯弓は、べつに調子は悪く
なかったのですが、涼しくなって弓力が強くなっ
てきたことと、2週間くらい前にその個性的な
成りがどうしても気になり、矯正器をかけて
「いわゆる標準」に近い感じに矯正し、よしよし
と思って引いてみたら、超ご機嫌ナナメになっ
ちゃって、飛ばないわメチャクチャな弦音だわで、
「ひえええ~~~。余分なことしてスミマセン
でした(((( ;゚д゚)))」と、弦を外して、弓の機嫌
が直るまで待つことにしたので・・・。
まあ、今では機嫌も直って個性的な成りのまま
機嫌よく矢を飛ばしてくれているんですけどね。。
ヘタにいじると良くないというのを実感しました。

試合の方は、相性のいい道場だし~、と思って
行ってみたら、なぜか今年は床がメチャクチャ
滑るようになっていました。
過去最高に滑る床かもしれない。。。
氷の上に立ってるみたいです。怖いくらい。
しかも立射なので、4本引くまで足踏み胴造り
しっ放し。。。足腰持つだろうか・・・。



1回目・・・○×○○

予想通り、メッチャ滑って下半身の安定感ゼロ。
あまりに怖いので多少足踏みを狭くした
ところ、引き分けも狭く小さくなっちゃって、
矢が飛ぶのか心配なくらい。
2本目3本目と、どんどん姿勢を保つのが
厳しくなり、出尻鳩胸傾向に・・・・(汗)

4本目なんて、足腰どころか上半身もガタガタ
になっちゃって、これ、どうやって離れよう??と
会で考えてしまうくらいでした。
もう気合しかねぇ~~~!と離れて、なんとか
ねじ込んだけど、射形や離れについては聞か
ないで下さい・・・・(- _ -;)
全部、引きが小さく送り離れだったと思います。
矢所は左右のブレは少なく、上下に散る感じでした。
弓はまっすぐ矢を飛ばしてくれてる感じです。


2回目・・・×○○○

やはり足元が気になり・・・。
足の裏のどこで踏ん張っても、踏ん張ったほうへ
ススス-と滑ってしまう状態です。
こうなったらもう踏ん張ろうとせずに、
股の開き角度が前後開閉とも動かないように、
下肢全体を同じ形のまま固定するような力の
入れ具合にするしか仕方ない。
コンパスのようにカチーンと足を固めたまま
行射。空気椅子みたいでかなり辛い・・・。

3本目の打起こしの時に、手まで揺れるくらい
お尻と腿の筋肉がブルブルブルブル~~~~!!
と痙攣気味に震えてしまい、おおう!どうする、
どうする~~~、とかなり焦り、大三に移るのを
少し待って、揺れが収まってから続けたので、
上手く収まりませんでした。
結果、ものすごい戻り離れに・・・。でも中ったけど。
これはイクナイ。
4本目も前の立と同じ、ねじ込み押し込みでした。



3回目・・・○○××

今度は、運営の方が足の裏を濡れ雑巾で湿らせ
で下さいと用意してくださったので、道場を汚さない
程度にとチョイチョイと踏んで出たところ、2本目
までは良かったです。
が、3本目までの間に乾いちゃって、また元通り。
雑巾の踏み方が足らなかったか~。秋らしい
乾燥した爽やかな天候が、逆に早く足袋を乾か
してしまいました。
3本目4本目は、足が滑らないうちにと完全に
焦ってしまいました。
会で、各部の確認が疎かでした。
もったいなかった・・・・。


予選は12射8中。
若い方の竹弓で、あまり的中が上がってなかった
ので、半分中ればいいかなと思ってたのですが。
まあ、射形がメチャクチャなので内容は良くない
ですね。

順位決定の遠近競射に残ることができて、
あと一本引けることになりましたが、腿も腰も
完全にお疲れモード。
今度は濡れ雑巾をしっかり踏み踏みして入場。
やっと普段どおりの足踏みが出来て、そこそこ
安定して引けました。送り離れも出ていなかった
・・・・と思う。
矢所も、中黒の内側1時くらいに的中でき、
入賞できました。
この矢が今日一番いい矢でした。

まあ、結果から見れば入賞できたのですが、
足踏みの弱さをなんとかしないといけないですね。
すばらしい的中で優勝された方にお聞きしたら、
2立ち目からは慣れました、というお返事で、すご
いな~~~、と思いました。
翌日は腿がすごい筋肉痛でした。
いかに普段下肢の筋肉を使っていないかという
ことですよね。

弓の方は、矢の通りは常に的の幅の範囲内
くらいに飛ばしてくれるので、私が緩んだり
送ったり、引き足らなかったり、退き胴になっ
たりで上下に散らさなければ素直な矢を出して
くれる感じがしました。
こちらの弓もちょっと成りが標準的じゃない
のですが、それはそれなりで、このままいじらず
いこうと思います。














drecom_yururi_n at 01:49│Comments(6)TrackBack(0)弓道 

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この記事へのコメント

1. Posted by zoo   2014年09月17日 13:09
お疲れ様でした。袴に変なものくっつけてて朝からいきなり土岐のみなさんにご迷惑をかけてしまいました(>_<)準優勝おめでとうございます(^^)v射場係を命ぜられましたので間近で射を拝見しました。きれいな離れでしたがたしかに的中した射でも強烈な戻り離れがありましたね。それでも中ってしまうんだからたいしたもんですよ。市の大会や講習会で何度も引いてる道場ですが滑りましたね。
ず~っと射場にいて順位決定戦も多人数でやったせいか疲れました…。
2. Posted by ゆるりん   2014年09月17日 21:30
zooさん
せっかくビシッと道着着てきたのに、草の実が
どっさりくっついちゃうなんて、いきなりの
災難でしたね~。
役員さんお疲れ様でした。競射では射場係をしていただき、ありがとうございました。
そのときの射はまあまあだったですが、予選はひどいものでしたね・・・。
あれで中ってもねぇ。。。今日練習してみても、
あのひどい戻り離れは出ないんですよ。
完全に試合の時の中て気にやられている精神面の
問題だと思います。
試合の場でないと治せないかも。かなり難しいですね。
あのくらいの床でも、何てことなく引けるように
なりたいものです。


3. Posted by star~   2014年09月18日 22:40
枯弓とか涼しくなっていくこの時期は矯正し難いよ。それと、張ったままの弓は強さの割に弾きが悪く飛びません。
 滑る床には内股に力を入れよと経験上そういうもんです♪
4. Posted by ゆるりん   2014年09月19日 22:55
star~さん
秋以降は弓の成りはいじれないですね。
強くなり続ける枯れ弓も、もうすぐ強すぎて引け
なくなりそうなので、冬の間はお休みです。
真夏に比べて2キロ近く強くなってます。
冬の間に張りっぱなしだったら多少弓力落ちて
引けるようになるかななどと思いましたが、反発力
だけが落ちるなら、張っておいても無駄ですね。
裏反りが出過ぎないように、チェックしてたまには
張るようにして管理したいと思います。
滑る床は苦手です~~。翌日は、乗馬やった後かと
思うくらい、内股が筋肉痛でした。
普段の足踏みで、内股を使わなさ過ぎなのかもしれないです。。。
5. Posted by なお   2014年09月20日 22:54
ん~~弓道のことは分かりませんが
人も、道具もご機嫌が大事なようで
季節によって、道具の具合が変わるなんて
繊細なんですね。
お守り、ありがとうございました。
事後承諾で、申し訳ないのですが
すごく嬉しかったので
私のブログに書かせて頂きました。
6. Posted by ゆるりん   2014年09月22日 23:28
なおさん
竹製の弓は特に気候に左右されますね~。
最近使い始めたので、ここまで気候に敏感なもの
だとは、予想してたよりもずっと繊細で驚きました。
中り弦のお守り、喜んでいただけて良かったです(^-^)
効き目ありますように~~。

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