2016年03月22日
糸口??
またまた間が開いての更新となってしまいました。
今日は久々に弓の話題を書きますよ。
年末年始から先日のインフルエンザまで、3ヶ月
近く、何度か発熱する事態となり、ここ1年くらい
減り続けていた練習量が本当に減ってしまいました。
その間も初射会やいくつかの試合がありましたが、
結果が出るわけも無く、前離れ、戻り離れの悪い
癖はしつこく出続けていました。
昨年の目標がこの癖を治すことだったのに、
今年もまた同じ目標・・・。
一体いつになったら治るのやら???
八節の最初から、色々な点を見直してみたり
実験的に変えてみたりしてきましたが、緩んでなる
ものかと張れば張るほど大きく緩むという・・・。
張れば緩まないっていうなら、これ以上どう張れば
いいんだよっ!!!と、もう本当に、グレそうでした(苦笑)
練習があまりできない間、ちょっと頭を冷やして、
色々と考えました。
張ってもそのままの力で離れないのは、何が邪魔なのか。
素直に離れないようにしている何かがあるはず。
思い当たるのは、馬手の中指の手先の力。
私の手は、指の長さのバランスが悪いのか、指の
使い方が悪いのか、帽子に中指を引っ掛けて、
そのまま指の力を使わずに安定して引いてくる
ということができません。
どうやっても結んだ親指と中指が引き分けるにしたがって
ほどけていってしまいます。
ほどけないようしっかり掛けろと言われても、
そのしっかり掛かる形に、指がならないのです。
ギリ粉が効いてるから、滑ってほどけるわけが無いと
言われても、本当にほどけるのです。
中指が掛かりやすいように、帽子の小さいカケに
買い換えても同じなので、これは私の手の構造の
問題だと思います。
引分けの途中でほどけたら、会まで来ないで
離れてしまうので、それを防ぐためには、引けば
引くほど中指で帽子を押さえてほどけないように
しないといけません。
そんなに力で押さえたら、素直に離れないのも当然。
でも、そうしないと、会まで持って行って離れることが
できませんでした。
この点を解決しないと、絶対次に進めない気がする・・・。
弓が引けない間にじっくり考えた結果、オリジナルの
「鉤の手の内」にしてみることを思いつきました。
本来の「鉤の手の内」というのは、名人の先生が
本に書かれている技術で、中指一本で重い袋を
下げる時のように中指を鉤型に曲げて帽子に
掛ける取り掛け方です。
これは非常に軽い離れを生むとのことで、以前にも
薦められたことはあったのですが、精一杯伸ばして
帽子に掛けようとしても全然掛かりきらない中指
なので、鉤型にして掛けるなんてまず不可能で、
本に書かれたようには形の真似すらできませんでした。
そこで、帽子に掛かりきらなくても、中指だけ鉤型に
するというのを思いつきました。
本来は、親指を手の平に入れてグーにした時の
ように、曲げた中指の中に親指が納まるのですが、
私は、鉤型に曲げた中指の爪の先で、親指の爪を
押さえる、という方法にしてみました。
中指と親指との位置関係は本来のものとは違い
ますが、これなら親指が弦に起こされていっても
中指が伸ばされていかないので、とりあえず
中指の先に力を入れずに引いて来れます。
最初は、そんな爪の先っちょしか接していない
取り掛け方では、一気にほどけて暴発するのじゃ
ないかと怖かったです。
でも、やってみたら、中指が伸ばされないという
安定感が、以外に引きやすく感じました。
前のように指が伸ばされて自動的に離れる
ということが起こらないので、鋭い離れには
爪弾きをする必要があるのですが、うまく
いくと、まあまあの離れが出るようになってきました。
まだ、前っぽい離れが出ますが、ひどい戻り
離れは起こらなくなってきました。
これが、この問題の解決の糸口になると良いのですが・・・。
暖かくなってきたので、冬の間はお休みしていた
竹100%の弓を張ってみました。
お久しぶり~。
相変わらず直線的な成りだな君は。
今日は特に暖かかったので、巻藁だけ引いてみま
したが、強い(^^;)
竹だからヘタると思ってこの強さを買ったのですが、
一体いつヘタるのだろう・・・。冬の弓にするつもりが
強くて夏しか引けないじゃないか。
しかも竹100%のくせに夏に使いまくっても
へっちゃらピーとは、どういう弓なんだろう・・・??
同じくらいの強さのカーボン入りよりも跳ねが
強烈だし、謎の多い弓です。
来月になれば、また弓道の試合シーズンが始まります。
今年こそは、試合でそこそこ見られる射をしたいものです。
今日は久々に弓の話題を書きますよ。
年末年始から先日のインフルエンザまで、3ヶ月
近く、何度か発熱する事態となり、ここ1年くらい
減り続けていた練習量が本当に減ってしまいました。
その間も初射会やいくつかの試合がありましたが、
結果が出るわけも無く、前離れ、戻り離れの悪い
癖はしつこく出続けていました。
昨年の目標がこの癖を治すことだったのに、
今年もまた同じ目標・・・。
一体いつになったら治るのやら???
八節の最初から、色々な点を見直してみたり
実験的に変えてみたりしてきましたが、緩んでなる
ものかと張れば張るほど大きく緩むという・・・。
張れば緩まないっていうなら、これ以上どう張れば
いいんだよっ!!!と、もう本当に、グレそうでした(苦笑)
練習があまりできない間、ちょっと頭を冷やして、
色々と考えました。
張ってもそのままの力で離れないのは、何が邪魔なのか。
素直に離れないようにしている何かがあるはず。
思い当たるのは、馬手の中指の手先の力。
私の手は、指の長さのバランスが悪いのか、指の
使い方が悪いのか、帽子に中指を引っ掛けて、
そのまま指の力を使わずに安定して引いてくる
ということができません。
どうやっても結んだ親指と中指が引き分けるにしたがって
ほどけていってしまいます。
ほどけないようしっかり掛けろと言われても、
そのしっかり掛かる形に、指がならないのです。
ギリ粉が効いてるから、滑ってほどけるわけが無いと
言われても、本当にほどけるのです。
中指が掛かりやすいように、帽子の小さいカケに
買い換えても同じなので、これは私の手の構造の
問題だと思います。
引分けの途中でほどけたら、会まで来ないで
離れてしまうので、それを防ぐためには、引けば
引くほど中指で帽子を押さえてほどけないように
しないといけません。
そんなに力で押さえたら、素直に離れないのも当然。
でも、そうしないと、会まで持って行って離れることが
できませんでした。
この点を解決しないと、絶対次に進めない気がする・・・。
弓が引けない間にじっくり考えた結果、オリジナルの
「鉤の手の内」にしてみることを思いつきました。
本来の「鉤の手の内」というのは、名人の先生が
本に書かれている技術で、中指一本で重い袋を
下げる時のように中指を鉤型に曲げて帽子に
掛ける取り掛け方です。
これは非常に軽い離れを生むとのことで、以前にも
薦められたことはあったのですが、精一杯伸ばして
帽子に掛けようとしても全然掛かりきらない中指
なので、鉤型にして掛けるなんてまず不可能で、
本に書かれたようには形の真似すらできませんでした。
そこで、帽子に掛かりきらなくても、中指だけ鉤型に
するというのを思いつきました。
本来は、親指を手の平に入れてグーにした時の
ように、曲げた中指の中に親指が納まるのですが、
私は、鉤型に曲げた中指の爪の先で、親指の爪を
押さえる、という方法にしてみました。
中指と親指との位置関係は本来のものとは違い
ますが、これなら親指が弦に起こされていっても
中指が伸ばされていかないので、とりあえず
中指の先に力を入れずに引いて来れます。
最初は、そんな爪の先っちょしか接していない
取り掛け方では、一気にほどけて暴発するのじゃ
ないかと怖かったです。
でも、やってみたら、中指が伸ばされないという
安定感が、以外に引きやすく感じました。
前のように指が伸ばされて自動的に離れる
ということが起こらないので、鋭い離れには
爪弾きをする必要があるのですが、うまく
いくと、まあまあの離れが出るようになってきました。
まだ、前っぽい離れが出ますが、ひどい戻り
離れは起こらなくなってきました。
これが、この問題の解決の糸口になると良いのですが・・・。
暖かくなってきたので、冬の間はお休みしていた
竹100%の弓を張ってみました。
お久しぶり~。
相変わらず直線的な成りだな君は。
今日は特に暖かかったので、巻藁だけ引いてみま
したが、強い(^^;)
竹だからヘタると思ってこの強さを買ったのですが、
一体いつヘタるのだろう・・・。冬の弓にするつもりが
強くて夏しか引けないじゃないか。
しかも竹100%のくせに夏に使いまくっても
へっちゃらピーとは、どういう弓なんだろう・・・??
同じくらいの強さのカーボン入りよりも跳ねが
強烈だし、謎の多い弓です。
来月になれば、また弓道の試合シーズンが始まります。
今年こそは、試合でそこそこ見られる射をしたいものです。